起業・独立後の気になる生活は?生活費や土日休み、自由な時間の過ごし方

起業・独立後の気になる生活は?生活費や土日休み、自由な時間の過ごし方

今まで培った知識や経験、技術を活かして、起業・独立することは、自分の力量を知る、キャリアアップする上でも素晴らしい選択肢のひとつです。

また、起業・独立後に経済的な余裕と自由な時間を手に入れる方も少なくありません。

一方で、十分な準備をしないまま、起業・独立をしてしまったため、その後の生活が苦しくなる方もいらっしゃいます。 今回は、今の生活を安定させながらも起業・独立し、充実したキャリア人生を過ごすためにも起業・独立後の生活について、あなたの疑問や不安を解消します。

0→1起業は土日もフル稼働という現実

テクノロジーの発展により、独立・起業のハードルが一気に下がり、今では学生でも起業ができる時代に突入しています。

しかし、会社員を辞め、0→1起業・独立を経た場合、平日はもちろん、土日も働いている人が珍しくありません。

大きな理由には、キャッシュフローを生み出す難しさにあります。

独立・開業後、業績が収入に直結するため、自分の生活費だけでなく、今まで会社負担であった事務所の家賃や水道光熱費などもすべて自己負担となります。

その結果、事業運営を継続するためには、提供サービス・商品の売上を原資にキャッシュフローを安定させなければなりません。

同時に売上を作り出すために必要な資金調達や社会的信用の蓄積、人脈構築、人的資源(従業員など)に時間を確保しなければなりません。

これらの活動はすぐに業績に直結するわけではないため、会社員の時のように平日のみ働くだけではすぐに資金が枯渇してしまいます。

起業・独立は泥臭い作業や資本金の枯渇という恐怖に立ち向かわなければならない

起業・独立に対する間違った憧れや目的

会社員を辞めて、起業・独立に至った人の中には、1年以内に挫折する人も少なくありません。また、一般的に起業してから5年以内の会社の生存確率はわずか15.0%しかないという現実があります。

このように起業・独立した後に、事業がうまくいかず、生活に困窮してしまう原因には、以下の理由が考えられます。

起業・独立が失敗する原因
  • 資金・人脈の準備不足
  • 満員電車や複雑な人間関係から解放されたいなどネガティブな理由が先行している
  • 自由な時間や経済的な余裕を最優先にしている
  • 社会貢献を優先し、キャッシュフローを軽んじる
  • スキルの棚卸ができていない
開業動機
2019年度新規開業実態調査(PDF)│日本政策金融金庫

また、2019年度新規開業実態調査(PDFでも、最も多い開業動機は「自由に仕事がしたかった」が53.7%占めています。

夢や目標を持ち、自分の裁量を持って、十分な収入を確保したいと考える人は大勢いらっしゃいますが、夢や目的だけでは独立後は決してうまくいきません。

家族の生活や将来に負債を残さないようにするためにも、起業・独立後もキャッシュフローや資金をしっかりと考えておかなければ、豊かで充実した生活は不可能です。

会社員時代の生活を前提に準備する

成功している起業家の多くは、会社員時代と比べても規則正しい生活を行っています。

0→1の起業の場合、創業期(創業してから3年までの間)は土日返上で働かれる方も珍しくありません。

一方で、会社に勤めながら、平日の夜や土日の家族サービスの合間に資金準備や事業アイディアの深堀、経営スキルの習得を行い、起業・独立したその日には、今の生活を守りながら、企業運営に必要なキャッシュフローの確保を目指します。

一見、不可能に思えるライフスタイルですが、会社員と副業を両立させ、副業の収入が本業(会社員)の収入を上回り、副業を本業にして、安定的に運営する方も多数いらっしゃいます。

法人格の起業・独立でも、本業と副業を掛け持ち後の起業と同じように生活を守りながら、準備を行い、起業・独立後も安定した生活を得ることが可能です。

起業・独立後の生活を守るためのポイント
  • 副業と同じように法人格の独立・起業の準備をする
  • 今の生活を守りながら(給与を受け取りながら)、キャッシュフローを生み出す
  • 経営スキルの習得と資金調達、事業の準備を進める

起業・独立後の安定した生活を実現できる方法

ネクストプレナー大学が提供する実践型プロ経営者育成プログラムは、起業・独立後に生活を安定させながら、プロ経営得人材としての新たな生き方や働き方を創造します。

ネクストプレナー大学では「経営者になりたい人」や「経営したい人」(=ネクストプレナー)が、中小企業のプロ経営者に成長するために必要不可欠な経営基礎研修10テーマのプログラムを、2年間学びながら、サーチファンド型M&Aの仕組みを活用します

ネクストプレナー大学在学中は、仕事をしながら、中小企業の経営に必要な能力を習得できます

ネクストプレナー大学在学中は譲渡企業の創業者や起業・独立に必要な資金提供を担う投資家とマッチングが可能です。

現在、黒字にもかかわらず、後継者不足で廃業を検討する中小企業が増えています。第三者による事業承継を活用することで、従来の起業・独立で必要だった事業創出が必要ありません

※既存事業の価値最大化と業績向上を目的とするため

また、自己資金による譲渡ではなく、投資家が譲渡や企業運営に必要な資金を提供します。

そのため、ネクストプレナー(経営者になりたい人や経営をしたい人)は「経営委託」として経営に参画するため、経営者になっても安定した生活を維持できます。

譲渡企業は一般社団日本事業継続支援機構(以下、サステナ社団)により、第三者による事業承継が可能な社内体制を構築した企業から、後継者となるネクストプレナーとの相性を見ながら、選定します。

マッチングはネクストプレナー大学でのカリキュラム受講中(2年間)に行います。

譲渡希望企業の創業者や従業員ともしっかりとコミュニケーションを取るため、経営に参画する(0→1起業でいう開業)頃には、経営に集中できる環境(事業運営やキャッシュフロー、安定した給与や役員報酬、従業員との信頼関係)が整っています。

ネクストプレナー大学への入学前にも投資家とのマッチングを行い、適正があると判断された場合、入学費用を奨学金として得ることができます

ネクストプレナーは経営者リスクを幅広くカバーできる人材

ネクストプレナーは経営者リスクを幅広くカバーできる人材

事業承継をする人材こそ起業後も安定した生活を送れる

ネクストプレナー大学では、18歳以上で、東京校もしくは大阪校に通うことができ、近い将来、プロ経営者(ネクストプレナー)として中小企業経営者になりたいと熱い志を持っている人材こそが、2025年に迎える大廃業時代の優良中小企業を救う救世主と考えています。

また、ネクストプレナーに「事業承継の負担をかける」ことも間違っていると考えています。

次世代につなぐべき優良な中小企業の経営者となる人材にも、しっかりと今ある生活を守ってもらわなければ、事業承継は不可能と考えます。

ネクストプレナー大学は、ネクストプレナーの今の生活を守りつつ、新たなキャリアアップである第三者による事業承継(サーチファンド型M&A)を推進する初のプラットフォームです。