0期生インタビュー
坂本匠|M&Aアドバイザー
後継者不足という問題と向き合うために
普段からM&Aに携わる中で、中小企業における後継者不足は非常に深刻だと感じていました。また、無事にM&Aが成立したケースにおいても、期待したほどの成果が生まれなかったという事例は少なくありません。
これは譲渡側と譲受側、お互いへの理解やリスペクトが不十分なままM&Aを実行したために起こってしまう悲劇だと考えています。こうした問題と向き合ってきたからこそ、事業を承継し、発展させる「ネクストプレナー」という概念には、強く共感しました。
加えて、M&Aアドバイザーとして多くの経営者様と向き合ってきた自分にとって、事業承継に関する知識やノウハウを身につけることはプラスに働くと確信。 ネクストプレナー大学の0期生募集に応募することを決断したのです。
経営者に必要な姿勢や思考が身につく環境
ネクストプレナー大学で過ごす時間は、刺激と発見の連続です。講師はもちろん、同期にも経営者として活躍されている方が多く、講義や交流を重ねるたびに経営に不可欠な姿勢や思考がインプットされていると実感します。
また経営者以外にも、私と同じく会社勤めの方や、動画配信をされている方など、多種多様なバックグラウンドを持った方たちが通われている点も魅力です。
普段出会わない方たちと切磋琢磨することで、自分がいかに狭い世界で生きてきたかを痛感しています。同時に、広い視点を持ち、一人ひとりの個性や組織文化の違いを許容することが、事業承継において重要だということにも気づかされました。
大切なのは「リーダーシップ」と「やる気」
ネクストプレナーには、大きく2つの素養が必要だと考えています。1つは「リーダーシップ」。組織を牽引するためには知識だけではなく、リーダーとしてさまざまな人を巻き込み、かつ良好な関係を構築できる力が不可欠だと、講義を通じて感じました。
もう1つは「やる気」。視座の高い講師や同期から貪欲に吸収していく姿勢と覚悟があるのなら、今はまだ経験や能力に自信がない方でも、大きく飛躍できる環境だと確信しています。
今後は、ネクストプレナー大学で学んだ知識を活かして、しあわせな事業承継を増やしていきたいと考えています。また一人のネクストプレナーとして、ゆくゆくは事業を受け継ぎ、経営者として活躍したい。そんな夢も広がっています。