企業経営は人生を充実させ家族を守ることにつながる、これだけの理由

企業経営は自分の人生を充実させ、家族を守ることにつながる

民間企業、政府ともに起業や副業を推進する風潮が広がり、企業経営に関心を持つ社会人が増えています。

公的年金で悠々自適な老後を過ごすことが難しくなった現代では、自分の人生や家族を守っていく上では、最低限の経済的自立が必要です。

今後はひとつの会社に留まり続けること自体がリスクとなる時代です。自分の人生を充実させ、家族を守るためには、労働者も自ら積極的に挑戦していかなければなりません。

企業経営はライフワークバランスの実現に最適

企業経営は、短期的な利害だけでなく、中長期的に企業価値の向上や持続可能な事業の創出、そして雇用を守り、業績を出すことで社会的存在意義を証明する重要な業務です。

いわば、会社の人生をより豊かで充実したものにしていく業務であり、それは自分の人生を充実させることと似ています。

多くの人が何かしらの仕事を持っており、人生の大半を仕事に費やし、自分の人生や大切な家族を守っていかなければなりません。そのため、経済面だけでなく、自分のやりがいや幸福を考えた上で取り組んでいくことが、結果的に日本経済の活力となり、日本の国際競争力の強化や国の発展につながっていきます。

企業経営を行う人は、責任とともに裁量権を持ちます。拘束されている時間ではなく、結果で判断されるため、充実度や達成感も雇用されている労働者とは達成感も各段に異なります。

そのため、企業経営者はライフワークバランスを実現しやすく、経済面でも高収入を得ているため、家族をしっかりと守り続けることができます。

企業経営がなぜ家族を守ることにつながるか

なぜ企業経営が家族を守ることにつながるのか。

起業で失敗した場合、無一文になり、家族が路頭に迷うという世間のイメージははっきり言って間違っています。

未上場企業であれば、ストックオプション(株式会社の経営者や従業員が自社株を一定の行使価格で購入できる権利)による売却利益や役員報酬、配当利益を享受でき、雇用者との収入格差は大きいといえます。

現在、老後2000万円問題や定年の消滅といった社会課題に対しても雇用されている人と比べても確実な資産形成が可能です。

しかし、企業経営には自制心や客観的な視点での考え方が必要です。経営者の方の多くが健康に気を使い、規則正しい生活を行っており、仕事とプライベートを切り替えて、日々を過ごしています。

また、家庭における危機(失業によるお金の問題)にも柔軟に対応できる方も多く、結果的に雇用されている方と比べて、生活は安定しており、リカバリ―も早いため、損失を最小限に抑えることができます。

これからの時代、個人の能力や経済的自立を求められるため、ひとり一人が企業経営能力を身につけることが家族を守ることにつながります。

起業や学び直しが反対される大きな理由はお金

一度でも起業や大学院での学び直しを考えた社会人は少なくありません。本コラムを読んでいただいている方も起業や学び直しに興味があって、本稿にたどり着いたかと思います。

20代は仕事を覚えることや企業人として一人前になるためのいわば修業期間でもあります。そのため、若くして起業する方もいる反面、多くの20代は今いる企業で力を蓄えている方が多いかったと思います。

しかし、重要な仕事を与えられ、事業責任を担い、企業業績に貢献する30代以降は人生における重要なイベント(結婚や出産など)も多く、人生の三大支出(教育資金・老後資金・住宅資金)を抱え出す世代でもあります。

0→1起業は自己資金を準備しなければならず、銀行口座の残高がどんどん減っていく恐怖と闘っていかなければなりません。また、会社員と違って、結果がすべてであり、収入がない月も覚悟する必要があります。

住宅ローンや子供など抱えている場合、毎月の収入がないことは精神的にも負担となります。

また、学び直しによる大学院への進学も夜間・通信以外では一度会社を退職し、その間の生活費も無収入で貯金を切り崩していくか、将来の借金である奨学金を得るしかありません。

多くの優秀な人材が起業や学び直しを目的とした大学院への進学を諦める理由は、やはりお金の問題が大きいといえます。

今の生活を守りながら、経営能力を習得する新しいキャリア

かつて企業経営は、創業者一族や過酷な出世競争に勝ち抜いた一部の優秀な人材ができる専門職でしたが、現在はデジタル化や多様な働き方の影響もあり、誰もが習得できる能力へとなりました。

しかし、前述のように0→1起業や進学による学び直しでは、お金の課題が解決できず、身動きが取れない優秀な人材が多いといえます。

ネクストプレナー大学は受講者に経営能力を習得させ、経営者候補として育成すると同時に、提携するグロウシックスキャピタル株式会社によるサーチファンド型M&Aで発掘した黒字経営の優良譲渡企業と出資者をマッチングさせる初のプラットフォームです。

サーチファンド型M&Aでは、譲渡企業の買収資金を出資者が提供し、経営幹部候補は経営委託として後継者となり、経営に参画できます。

一般の大学院でMBAを取得したとしても、そのまま経営者や経営に参画できる方はごく一部です。

しかし、ネクストプレナー大学は優良な中小企業の後継者(経営幹部候補)の育成を前提にしているため、カリキュラム受講時に譲渡企業の経営者や出資者との交流・マッチングが可能となります。